四季のウツロイ

ご由緒

当天満宮の御鎮座地長岡は、菅原道真公が御生前に在原業平と共に、しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深いところであります。
公が太宰府へ左遷された時、この地にお立ち寄りになり「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれた縁故によって、公御自作の木像をお祀りしたのが当神社の創立であります。創立年月は不明でございますが、応仁の乱で兵火に罹り社殿が消失し、明応7年(1498)に再建したとの記録がございます。
爾来皇室の崇敬篤く度々の御寄進御造営をうけ、寛永15年(1638)には八条宮智忠親王によって「八条ヶ池」が築造されました。中堤両側に樹齢百数十年のきりしまつつじが多数植えられており、その見事さは我が国随一と言われ、花の季節には多くの観光客で賑わいます。

 社地は元10万余坪に亘って居りましたが、明治維新の変革に際し上地のため、現今は2万余坪を有しております。
現在の御社殿(御本殿、祝詞舎、透塀)は昭和16年に京都の平安神宮の御社殿を拝領移築したものであります。正面朱塗りの拝殿は既存の拝殿を増改築し、平成10年秋竣工いたしました。平成23年に御本殿が京都府の有形文化財にまた、平成24年に祝詞舎(弊殿)、透塀、手水舎(旧幣殿)等が長岡京市の有形文化財にそれぞれ指定されました。

Englishi [PDF]

社務所受付時間

午前9時~午後5時
お問い合わせ先
075-951-1025

更新日:

Copyright©長岡天満宮 , 2024 All Rights Reserved